Staff Story 5

K.H さん

2022年入社 事業推進部

大学院卒業後、個別指導教室の教室長を経て、2022年に入社。事業推進部人材支援課に配属される。

面接官の人柄の良さが入社の決め手となる

高校時代に打ち込んでいたのは、陸上です。顧問の先生の教え方を見ながら「自分だったら違う教え方をするのに」と思ったのをきっかけに、教えることへの関心を持ちました。教育大学に進学し、大学院まで進みました。保健体育と小学校の教員免許も取得。就職活動は、学習塾や教育関係の出版社など教育関係の業界に絞って行いました。

新卒で入社したのは、学習塾を運営している会社でした。保護者や生徒との面談、在校生の時間割の管理、カリキュラムの策定、講師への指導など、仕事は面白かったですね。ただ、もっと多くの方の役に立ちたいという思いから転職活動を始めました。自分の軸である教育業界の中で、人と関わる仕事を探していたところ、現在の会社に出会いました。私が学生時代に学んできた内容は公立の学校に関わるものばかりで、私立学校をよく知らなかったので興味を持ちました。面接の雰囲気はなごやかで、話しやすく、私自身を理解してもらえたという手応えを感じました。入社を決めるにあたり、面接官の人柄に魅かれた部分は大きかったですね。

入社後は一通り研修を受けた後、人材支援課に配属され、働きながら一つひとつの仕事を覚えていきました。

教員志望者と私立学校双方の事情を考えながら仕事をする

仕事はチーム単位で、チームメンバーは4人。そのうち3人が営業、私はマッチング担当です。各営業が50以上の私立学校を担当し、私も営業ほど数は多くありませんが私立学校を複数担当しています。仕事内容は、私立学校から求人の依頼が来たら、登録者(教員志望者)の中から合う人材を探してマッチングすること。営業は多くの案件を抱えているため、私は自分が担当している私立学校だけではなく、営業が担当している私立学校の求人に合う登録者を探す右腕のような役割もあります。そのためマッチングがうまくいった場合、登録者や私立学校といった社外からだけではなく、社内の営業からも感謝してもらえる喜びがあります。

今振り返ると、入社してからの1年間はあっと言う間でしたね。私立学校の求人は、締め切りがあるため、その日までに求人に合った登録者を探さなければなりません。たとえ合う登録者が見つかっても、その登録者がご自身で別の学校に応募して採用されているケースもあります。登録者に就活や勤務の状況、都合の合う日程などを確認し、営業を通じて私立学校に採用スケジュールを前倒しにしてもらえるように依頼したりするなど、それぞれの事情を考慮しながら動いています。

苦労したのは、私立学校に関する知識を覚えることです。私は関西出身で高校も公立の学校に進んだため、関東の私立学校の状況がまったくわかりませんでした。一都三県で私立学校は約440校あり、当社はそのうちの約8割と取引があります。求人が出た時点で、営業に学校の特色をヒアリングしてメモし、1日最低でも1~2校の情報を頭に入れるように努めました。そのかいあって、今では学校名を聞けば場所や偏差値などがわかるようになりました。

教員希望者本人が意識していない要望も意識して提案

入社した当時に比べると、登録者の給与や勤務場所などのハード面の条件だけではなくソフト面の条件にも目を向けられるようになり、自分の成長を感じます。登録者の中には、本人は意識していないものの、「現在勤務している学校と偏差値が同じぐらいの学校で働きたい」「同じようなタイプの生徒に教えたい」と思っている方がいます。本人が意識していない部分まで、こちらが意識をして提案すると、「K.Hさんに頼んでよかった」「とても良いご縁がありました」とおっしゃっていただけてうれしいですね。これは当社でしか得られないやりがいだと感じています。

マッチングをする時に大切にしているのは、先入観を持たないこと。例えば、登録者の希望に合った求人が見つかったものの、通勤に片道1時間半かかる場合、「無理だろう」と思い込まずにまずはアプローチしてみます。中には求人を出している私立学校が気に入って、引っ越しをされる方もいらっしゃいます。登録者の中には、怪我や病気などを理由に一旦教職から離れたものの復帰を希望される方もいます。そうした方のマッチングを成功させるには、病気の知識などが求められるので、もっと知識を身に付けたいですね。そして、今はチームの右腕ですが、ゆくゆくは当課の右腕になることを目指しています。

プライベートの過ごし方

最近結婚したので、週末は妻と旅行に行くのを楽しんでいます。

新しく始めた趣味はゴルフ。上達を目指して土日を使って練習をしています。いつか、部長や社長と一緒にラウンドを回りたいですね。

求職者へのメッセージ

当社に向いているのは、協調性がある人。コミュニケーションが活発な職場なので、協調性は必要ですね。目標となる数字を掲げながら仕事をするので、諦めずに取り組める人はやりがいを感じられるでしょう。私の直属の上司はマラソンにたとえて、「苦しい時に『次の曲がり角まで走ってみよう』と思いながら走り続けられる人」が向いていると、よく話してくれますが、まさにその通りだと思います。