Staff Story 3

T.K さん

2008年入社 ブランドコミュニケーション部主任

大学卒業後、学習塾を経て、2008年に入社し。リヴィジョングループ全体に関わりつつ、現在はブランドコミュニケーション部主任。国家資格キャリアコンサルタントを保有。

自分が教鞭をとるより教員・学校をサポートしたいと転職

大学卒業後は、中学受験指導を主とした塾に入社しました。そこでは、子どもたちに算数を教える一方で、テキストや教材の開発も行いました。教員免許を持っていましたが、専門が社会のため、その当時は対応に苦労しましたね。しかし、自分が何気なく使う言葉の意味にこだわる姿勢はその当時培われたと思います。

勤務している中で、自分が関わってきた子どもたちの進路先である学校に興味を持ちました。強い転職希望を持っていたわけではありませんが、学校に関わる周辺企業を中心に転職先を調べていくうちに、弊社のグループ会社であるキャリアビスタと出会いました。

転職で人材会社を利用はしましたが、教員を対象とした人材会社があると知らなかったので、新鮮でした。

その当時の会社にいた場合の数年後の自分と、キャリアビスタに入社した後の自分を比べた時、後者の方が変化に富んで面白そうだと思い、飛び込むことを決意しました。自分が教えることももちろん楽しいですしやりがいも感じました。しかし、先生をサポートすれば、その先生の先にはたくさんの子どもたちがいます。自分が教えるよりも先生をサポートした方が影響力は大きいのでは、と感じたことも理由です。

入社後はまず人材部門の学校の担当として、私立学校を回りました。また代表の富永が携わっていた私立学校の改革支援の一部、主にカリキュラム編成や入試問題作成に関わりました。変わろうとする学校のメンバーの一人として教職員と気持ちやエネルギーやこだわりを肌で感じました。

リヴィジョンらしさを模索し、作り上げていく

私が入社した頃は、まだ当社の事業も開始して間もないころでした。教員の就活と言えば、教員採用試験が当たり前で、私立学校の就活をすること、転職すること自体、認知されていなかった印象です。

ターニングポイントになったのは、10年弱ほど前。人材サービスや、広報メディア、学校改革支援のそれぞれの分野の相乗効果もあり、取引校が一気に増えました。例えば、人材サービスは一都三県では業界一位を目標に掲げており、全国拡大を進めています。

現在、私が所属しているのは、ブランドコミュニケーション部で、グループ会社全体にまたがる組織です。例えば、教員志望者や学校の方々に弊社がどんな企業として認知していただくかを模索する役割です。プロモーション活動はもちろん、イベントの企画実施も業務の一環です。

もちろん、認知してもらう企業の姿と、弊社のサービスの質は一致する必要があります。そのため、社員の研修プログラムの検討や、仕事の効率化、またコンプライアンス向上などを模索することも部のミッションです。このように、新しい価値を生み出す仕事とも言えます。

最近はYouTube上で情報発信も行っていますが、正直なところ、数年前には自分がYouTubeに出るとは思っていませんでした。想定外の仕事を自分がしている面白さがあります。

社員の力を会社・業界で発揮できるように

弊社で求める人材は変化を楽しめる方、また今まで何かに打ち込んだ経験がある方ですね。打ち込む対象は仕事や趣味、他の事もあるかもしれません。何かエネルギーを注げるものがあって、実際注いだことがあると、他の場面でも活かせると思います。

リヴィジョングループは人材に関わる分野もあります。そのため、一緒に働いている仲間も自分のキャリアを考えてほしいと思っています。

ブランドコミュニケーション部は社員研修の企画実施も行っています。

弊社は中途入社の従業員に対し、入社後1ヶ月間研修を行います。人材業界や学校業界に関する知識を学ぶほかに、私立学校の担当者や登録者との面談を想定したロールプレイングもあります。この1ヶ月を通して、自分の今までの経験やスキル、仕事に対する考え方を新しい環境へ適応させていくことになります。

弊社にはさまざまなバックグラウンドを持つ方たちが入社しています。そのバックグラウンドを活かして欲しいと思っています。この1ヶ月は入社後の自分のキャリアを落ち着いて考える期間にもして欲しいです。

弊社では毎年自分のテーマを決めます。これは、自分が1年間でどんな成長をしたいか言語化する機会になります。

今、教員を取り巻く環境はとても厳しいです。学校に対するニーズは常に変化します。さらに、就職・採用の面でも、労働環境の面でも、課題は多いです。そこで、安心して教員を目指せる環境、また教員であり続けられるような環境づくりのお手伝いができればと考えています。そのためには、就活・採用と労働環境の2つの視点が必要です。採用では応募のハードルを下げたいと思っています。例えば私立学校のホームページを見ても、採用に関する情報はほとんど載っていません。教員を目指す方の検討材料が増えるように学校にもアプローチをしていきたいですね。

また労働環境にアプローチするためには、私自身労働関連の法律に精通している必要があると思います。そこで、今は法律関連の勉強にも力を入れているところです。

プライベートの過ごし方

運動が好きで、以前はロードバイクに打ち込んでいました。実は実業団に入っていたこともあるんですよ。今はマラソンを始めました。今後はフルマラソンにチャレンジする予定です。

求職者へのメッセージ

弊社は「働く」ことに関連した仕事なので、誰にとっても前職の経験が活かしやすいです。おそらく多くの方は学校に通った経験があるはずです。学校をサポートする側に回ると、一人のこどもが学ぶためにどれだけ多くの労力が費やされているか、先生がどんな思いを持っているかがわかります。

そのような学校に関わりながら、みなさんの成長にも関わることができるとうれしいですね。